【ルーターのビット】
母線がガッタガタの軸付き砥石を騙しだまし使ってきたのですが、もちろん先端は鈍角で細かい作業ができやしないので
ぶっちゃけ、どんな形の物が扱いやすいのか(自分に合っているのか)がわからないのでセットに手を出しました。購入は近所のホームセンター。
- 急ぎで欲しいとき
- 現物を見たいとき
- ポチっとだと送料分損だと感じるとき
そんなときはホームセンターの出番。早朝から営業してるところも多くて、そちらもポイント高し。
これを機にルーターについても調べたので、備忘録として以下に。
今使ってるのは、高校時代にバイト代で買った【プロクソン/ミニルーター No.28593(2.35mm軸)】というモデル。DIY向けリューターとしては精度には問題ないのだろうけど、速度調節もドリルチャックも付いていない【On/Off】スイッチのみのシンプル設計な古風なやつ(事実カタログ落ちしてる模様)。
このモデルに限らず、プラモデル用として使うには回転数が高く、プラが溶けてしまって困るというコメントを多く目にする。実際ビットによっては削ってるというより、溶けたとこへ圧力をかけて盛り上がったバリをデザインナイフでポリッと取るみたいな使い方をしている。
ただ、今のところ私の製作作業でルーターが登場するのは
- プレスフィットの雄/雌ピンなどを大幅に削り取る場合(左の軸付き砥石)
- プラパイプなどを直線的に切断する場合(右の丸ノコ)
くらいしかないので、不便は感じていない。というか、特に丸ノコについては手ノコを使わなくて良いというだけでかなりの効率化が図れていると思う。単純に切れる速度が速いこと、切りシロが少なく狙ったラインでの切断が容易なことから、かなりの時短に繋がってます。
とはいえ、製作も終盤に差しかかる頃には彫刻に近い使い方をする可能性がないではない。そうなると速度調整機能が欲しくなるのかなとも思ってます。
で調べてみると【スピードコントローラー】なるアイテムを発見。
製品としては5,000円台からあるようだけど、正直な感想としては「高い」。更には、そもそも手芸やなんかの用途ではなく、グラインダーとかサンダーなんかのもっと大型な電気工具を想定している模様。そりゃ高いわなと納得すると同時に、それを買うならルーターそのものを速度調節付きのものに買い換えた方が良いんじゃないか?という誰かの囁きが聞こえてきます。
改めて、スピードコントローラーを別用途でも使うというのでない限り、速度調節の必要を感じたらルーターの新調一択かな。
あとは、【スピードコントローラーキットを買って自作】という選択をした方もいらっしゃったのを見つけたのですが、はんだごてから準備しなきゃならない上(持ってるはずなんだけど、見つからない)、スパーク炎上と隣り合わせみたいな印象を受けたので足踏み。もう少し電気の勉強をしておけばよかったと思う今日この頃。