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ー私は何者でどこから来てどこへ行くのかーガンプラとか小説、映画、自転車など

【サイボーグ009(1980年劇場版)】観たよ

スターウォーズスタッフのジェフ・シーガルを迎え!云々、と鳴り物入り感が溢れていたので、【銀河鉄道999】【さよなら銀河鉄道999】からの流れで期待して視聴したんだけど結果は、、、

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残念な感じでした。

序盤、001がふわふわと宙に浮く様や、テレパシー的な描写まではアトムとかそういった雰囲気が昭和感を誘ってとても良かったんだけど、そこからは全く無残。

映画開始十数分(早っ)、海中の宇宙船から光のトンネルが伸びてきた時の台詞に「空気のトンネルだ!」みたいなのがあって「あ、結構とんでも設定な感じで話し進んできたけど、宇宙人も酸素要るのね」ってところでアウトだった。

「考えた結果酸素が必要な設定にした」と感じられればまだ良かったのかも知れないけれど、「生物であるから酸素が当然必要です」という無粋な思い込みで突き進んでしまった感が伝わってきてしまって、食傷気味。

最後まで視聴はしたけれど、ストーリーや各場面の時間配分など等、細かな手間が掛けられてないというか、製作サイド時点でも作品としてのバランスについての配慮が感じられなかったのが厳しい作品でした。

 

そんな作品だったので、視聴しつつも映画の内容そっちのけで気になってしまったのが冒頭の【ジェフ・シーガル】というお方。当時、スターウォーズに関わっていた人物ってことであればそれはそれは【時の人】のような存在だろうと思うんだけど、その片鱗はどこにあるのか?という疑問。wikiに頼ると、その人物のページはあるものの来歴は数行で完結していて、そもそもスターウォーズについての記載が無いという状態(おいおい)。

更なるネット徘徊の結果、この作品に詳しそうな方の解説もFacebook上で発見。そちらを参考にしつつ、他の情報も読み解いてみるも酷評ばかり。

おそらくはこの方

  • 誰かに担ぎ上げられてしまった
  • 大風呂敷を広げての大博打だった

のどちらかなんだろうなと。痛い目見たのは彼なのか、配給会社の東映動画だったのかは知る由も無いけれど、本作の配給収入というのが掲載されていて、その金額は5.2億円也。

同年1980年公開映画を調べてみると

前年79年の【銀河鉄道999】が16.5臆円(邦画1位)ということからも、空前のSFブーム真っ只中での公開の割には振るわなかった、といえるんだろうな。

※因みに、配給収入というのは興行収入的な観点で観測されてる数値だそうで、概ね興行収入の50%程度と考えて良いものだそうな。

 

配給収入調べついでに、SF映画の地位を変えたとも言われる2作品は

だそうです。ハンパないね。

 

といったところで、今セコセコ切った貼ったして作ってるケンプファーは、誰に頼まれたでもない個人観賞用のプラモデルではありますが、なるべく手抜きなく時間掛けてでも完成させなきゃな、と思うストローでした。

 

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