【顔が命だそうよ】人形は（ということで頭部の製作）

そもそもプラモの製作を載せていこうと思ってはじめたBlogの体裁が整わないので、振り返りながら製作日誌的なものをば。

その日その日で作業時間として割ける時間が違うので、日々いろんな箇所へ手を入れるスタイルで進めてますが、どこかのBlogで【まず頭から作ります】というのを読んだ覚えがあって「スケール感の把握の面でも合理的」と思ったので、頭から作り始めたんでした。

極初期段階

この頃は首の根元はキットを使っても良いかなと思ってた。動力パイプ部分は、ジャンクパーツから発掘した時点で切り取られてて困惑する。がんばろうという意気込みは見えるぞ、昔の俺。

メットを被せてみた

ヒートプレスで作ったヘルメットを被せて、マスキングテープでパーツ合わせ。首元はプラ板に変更。顎がめっちゃ尖ってて、レイバーのグリフォンみたい。

顎の問題は棚上げして、中身をでっち上げる

銅色の棒状パーツは、道具箱に眠っていた銅釘をカットしたもの。初めは箱組みにパイプを突っ込もうと思っていたモノアイは5mmプラパイプに変更。ヘルメットは内側に2mm厚の逆モヒカンを作って、頭のスリットに差し込む形で固定。

バイザーを作ってみて、モノアイin

マスクに0.5mmプラ板を貼って誤魔化そうという画策もしている。

それはともかく、念願のLED点灯！

白飛びしてしまって、ダメ写真ですね。とりあえず顔はこの状態で他を進めました。

そして時は経ち、

マスクは更に貼り重ね、バイザーはデザイン変更

マスクは0.3mmプラ板を芯にしてエポパテ肉増し後にシェイプしたもの。予期せぬ3重構造になって、ジオンっぽさも出てきたかなと思ったら、バイザーを下へ稼動させた時にマスクと干渉するという事実が判明。トホホ。

結局バイザーはデザインもシャープに変更して作り直し。0.5mmプラ板2枚を手曲げして良い塩梅のところで2枚を接着するというフリーハンドな工法でアールを出してます。これでマスクとの干渉無く、しっかりと稼動を確保。

モノアイ変更、アンテナ装着

モノアイレンズは出目だったのを奥目に変更。素材も変えてます。元の出目Ver.で使っていた透明3mm丸棒にクリアレッド塗装だとLEDの光で赤が飛んでしまうのもあって、赤の透明下敷きを直径3mmに切り出したのが奥目Ver.です。前項の通り、バイザー・マスクともに前方へ出っ張った為かなりの奥目っぷりに。

んでも、モビルスーツという兵器を考えた場合に映像処理用の機械がモノアイのみではないだろうし、なるべく傷付かないようにという配慮はあって然るべきだろうというこじ付けで脳内処理。

アンテナは10パターンくらい考えた結果、【RMS-119 アイザック】やら【YMS-06Z ​サイコミュシステム初期試験型ザク】を参考にちょっと太めで寸胴なデザインになってます。取り付けはバイザー上端への接着。

合わせて、バイザーの下端は少し形状変更してます。正面から見て中央部分がV字に見えるようにして目つきを悪くするのが狙い。

ということで、12月16日現在も顔はこの顔のままです。

結果的に「顔から作ってスケール感を把握する」という目論見は当たりではあたけれど、工具や接着剤の使い方や、工法の発想に至るまでの全てが久しぶりすぎて鈍い鈍い。まずイメージが涌かないし、対象物が小さいこともあり涌いたイメージを具現化できないというジレンマ。LEDがきちんと収まって点灯した時点でかなりの満足度を得てました。

でも、そこで手が止まらなくて良かった。プラ板着手から2ヶ月半、まだまだ楽しんで作れてます。

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