【膝の補強】自作スナップフィット
こういうHowto記事には往々としてありますが、例に漏れずこのエントリーで取り上げる膝の補強工作施工【後】の画像です。
塗装後の後嵌めを考慮して
1mmプラ板に設けた2mm幅のスリットに、2mm*4mm位のフィン部分を差し込むだけの安易な構造が、そろそろ上半身の重みに耐えられなくなってきたので補強兼ディテールを追加。
外側は、大腿部に3mmプラ棒、膝関越ユニットに外5mm/内3mmのプラパイプを接着。元々あったスリット&フィンのフィン部分に構造物を増やした格好です。サフが吹いてあるでもないので、非常に見づらいですね(そしてペイントでの画像加工はやはり良くない)。
内側は同じくフィン部分に2mmの三角棒を接着。
その結果、スリット&フィンでは前後の応力に対してフィンが抜けていく構造だったものが改修され、膝から崩れ落ちるということがなくなった。引き続き大腿部と膝ユニットの接着はしてないのでスナップフィットは健在。というか、弾性利用ではなく摩擦利用だからプレスフィットというのが正しいのかな?
今回接着した5mm/3mmパイプ、3mmプラ棒、2mm三角棒のいずれも面接着とはいえ、強度的な不安が無いではないので、追加工作の可能性もあるかも。そうそう、面の面積を稼ぎにくい丸いプラ棒とプラパイプの接着は、セメントで位置決めしてからの瞬着流し込みです。三角棒はセメントのみ。
こういう工作の粗を見つけては潰すという作業が、まだ山積している気のする年末。