Strawworks-btt

ー私は何者でどこから来てどこへ行くのかーガンプラとか小説、映画、自転車など

【なぜいきなりスクラッチビルドをはじめてしまったのか】後悔はない

実は、

  • 15~6年ぶりのプラモデル
  • これまでの人生で完成させたことのないスクラッチビルド

なもんで、あれ、これはちょっとハードル高いな、と思っている今日この頃。ゴール地点が見えているようで見えていない。塗装を除いた作業のゴール地点というのはぼちぼち設定しないといけないなと思いながら、なんでスクラッチを始めたのだろうと過去を振り返ってみたりして。

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代わり映えしませんが

子供の時分、プロモデラーという職業があるのだなと理解したのは、TVチャンピオンのプロモデラー選手権だったかな。

当時は(今もだけど)なかなかキレイに作ることが出来なくて、HobbyJapanと睨めっこしてプラスチックと格闘してた。バイブルは【Gundam wars Project Z】【Gundam wars Mission ZZ】の2冊で、穴の開くほどとはあのことだろうと思うほど眺めてた。

その2冊、プラモのジャンク箱と一緒に実家から持ってきてある。

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じゃじゃん!

ちょっと調べたら中古品が今もそこそこの価格で出回ってて驚き。手元にあるのはどうやら増刷かかった後の再販のようだ。ふむふむ、これは今見ても素敵。新井さん(って当時学生?)の【NZ-000 クインマンサ】とか、小林誠版【MSΖ-010 ZZ】、【PMX-003 The O】ジオラマとかむふふって言っちゃいます。

宇宙世紀を扱ったTVアニメはVガンダムを最後に放映はない(と認識してる)けれど、映画やら小説、コミックスやオンライン作品で宇宙世紀の作品が食い物にされている続いてるから、この2冊を見ても古いものだというという気がしないのかな。時代考証が矛盾してるとか突っ込まれていたりするけれど、スタートが79年だもの、よく辻褄合わせてると個人的には思ってる。

それはさておき、模型>プラモデル>ガンプラという目線で眺めたときに、ネットで見る最新のMGクラスの情報量を見るとスゲーってなっちゃう。何がスゲーかって、「スクラッチか、凄いなー」と思うとキットで出てたりするのスゲー。感嘆したものが「パチ組みです(キッパリ)」とか書いてあって、そうかそうか5,000円出したらこんなのが手に入るのか、そうかそうか。と。
おっさん一人カルチャーショックです。バンダイすごい。

それでもまぁ、気を取り直していざ作ろうと手を動かし始めると、どうにも頭を掠めるのよね。最新のディテール、最新のMSの解釈、というのが。

15年前には無かった解釈、無かった既製品(サポートグッズや100均の充実含む)、無かった設定、and more...

 

今回の製作、今の全力を出してみて今後も作り続けるのか否かを見極めるためというのもあって「基本的にはスクラッチ!」で作業が始まっているので、目の前にあるスタート地点は凹凸のないプラ板Onlyなのですね、当然。1度スライスした板を貼ってもL字アングルが出来るだけ。勝手にブチ穴が開いたりとか、パネルの筋彫りが入ったりとか、シリンダーのモールドが浮き上がってきたりはしない、絶対。そしてそのディテールのゴールをどこに設定すればいいのかが全くの手探り。

俺のケンプファー、どこへ行けば良いのかな?と思いつつ、徐々ににゴール地点を固めての牛歩製作は予想以上に楽しいもので、ツルンとしたプラ板に向き合うというのを2ヶ月続けているわけです。はい。

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